〜団塊世代が真ん中〜
市民活動ミュージアムU
〜60歳で老後だなんて言わせない〜


主催者まちづくりネットワーク代表 秋山 幸彦挨拶

  室蘭港立市民大学学長 駒木 佐助氏挨拶

市民活動ミュージアムU 参加報告について

             開催日時  平成18年11月19日(日)13:30〜14:30
             開催会場  室蘭市東町 胆振地方男女平等参画センター
             主  催  まちづくりネットワーク・室蘭市
             報 告 者  NPO法人シニアネットいぶり 運営委員 大嶋 源三

    1.基調講演 これからの時代、シニア世代が面白い
           講師 岩見 太一氏
           NPO法人シーズネット代表(北海道)
    〔講演要旨〕
    (1)「福祉のまちづくり」3つの視点
      @ 地域の住民同士が結びついていること。
      A 地域にネットワークがあること。
      B この町に住んでいて良かった、と言える精神基盤があること。
       ※趣味について
          高齢化には、よく趣味をもつことと言われる。確かにそれは大事なことだが、
          単独で内に閉じ込めるのではなく、人との関わりを持つこと。

        ・人との関わりとは、
          地域で人間関係をつくりましょう。
          それを作れない人は、独居老人の施設に入らざるをえない。

       ※人間関係を作る要件は、
        ・お互い家に入り合える人
        ・お互い自分の弱みを出し合える人。

    (2)自立意識と人間関係づくり
        ・タテ型人間関係から、ヨコ型人間関係の育成が必要。
          現状では、町会運営やいろんな団体は、このタテ型社会が圧倒的に多い。
          例、幹部が威張る。自分の存在感を出したい。小数の幹部で談合する。
          これからは、ヨコ型社会の形成が必須である。

        ・そのヨコ型人間関係を醸成するためには、ヨコ型社会を上手に動かす、
          新たな地域リーダー(コーディネーター)が必要である。
          そのコーディネーターの資格要件としては、地域事情をよく熟知し、
          親しみやすい人格人徳が備わっていること。

        ・サロン 趣味 教室=居場所つくり
          例えば、健康についてであるが、健康は命より大事と、念仏を唱えて、
          人との関わりを持たずに何もしない人がいる。
          健康第一を意識しつつ、何をしたいかを考えて、実行する。
          (パークゴルフ、ウォーキング、趣味・教室への参加 → 人との関わり)
          ゆえに、サロン的居場所づくりが必要である。

    (3)自己の存在感づくり=地域での役割づくり
       ・ひとり暮らしを支える仕組み → コミュニケーションづくり
       ・共生の住まい → 安心できる住まいの確保
       ・安心感を得るための活動 → 認知症対策・死後のこと
       ・住民同士の関わり合いの場づくり → 多様な機能を持ったサロンづくり

    2.当団体の展示パネルの参会者への説明対応
       私ども当会の役員数人で、展示パネルの設置・説明対応・後片付けを、行った。

    3.今後への要望事項
       ・大型パネルケースの購入用意


展示パネル展は:36団体が参加した、その一部を掲載しました。